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12月4日の記事

【手元現金流動性が極めて高いペトロナス 】
準国営の石油ガス会社であるPetronas の手持ち現金はRM 1200億になります。この額は政府と民間の借入金総額 RM 2200億の半分以上になる巨額さです。ファンド投資とその他投資を含めた現金 総額は、Petrnasの資産総額 RM 3940億の3分の1ほどです。最近ホームページで公表された9月締めの貸借対照表からいえるのは、Peronasの手元資金流動性の高さです。 Petronasは石油とガスを保有するだけでなく、現金蓄積もあるのです。 この現金はさらなる石油とがス産業への投資に使われます。 

Petronas の税引き前利益 RM 633億は恐らく記録的多さとなるでしょう。ただ2009年3月末の決算では利益は大きく減ることでしょう。Petronas の石油において今年3月から9月の産出量は 76万バーレルです。内66%は国内産出です。この内多くの部分は、マレーシアで操業する多国籍石油企業との利益配分の結果と推測されます。残り34%の石油産出は国外産です。外国で開発している中で最大はスーダンで、14万バーレルです。

Petronasが生産する石油の産出元比率 2008年6ヶ月間国マレーシア、スーダン、チャド、イラン、インドネシア、その他比率 66% 18.4% 5.8% 2.9% 2.1% 4.8%

(Intraasia注:ペトロナスの情報をこの数ヶ月時々載せています。そうした内容を知れば知るほど、マレーシア国家経済のペトロナス依存度の高さを感じます。マレーシアの電気電子産業は雇用に多いに貢献しています、石油ガス産業の雇用面はそれにはいたりませんが、国庫への貢献はかなりのものです)

【国内犯罪率の内容を正す】
(当サイトの11月28日の記事でも掲載した)警察長官が語った「国内の犯罪率は上昇しているが、マスコミが伝えるほど上昇してない。」 「昨年の犯罪率は10万人あたり、772件でした。香港は1166件、日本は1569件、オーストラリアは4270件です。」 件に関して、国会で野党行動党の(有名な相談役である)林議員が、長官は悪化する犯罪指数を単なる捉え方の違いの問題だといってうわべを飾ろうとしていると批判しました。彼は、国会で与野党は共同歩調をとって長官の言い方を拒否しようと訴えました。

林議員は主張する、「長官の言う統計は誤解を招きます。例えば、10万人当たりの強盗発生割合をみると、マレーシアは90.5件、 日本は4.8件、 香港は17.5件です。10万人当たりの殺人発生割合は、マレーシアは2.12、 日本は1.09、 香港は0.26 です。強姦事件を10万に当たりで見ると、マレーシアは11.5、日本は1.6、 香港は1.54です。」

(Intraasia注:先日の記事注で実感及びこれまでの知識とは違うことを指摘しましたね。思ったとおり、この種の批判がでました。マレーシアの新聞は政治家や高級官僚の発言をそのまま載せるだけで、それに対する記者のコメントはその場ではまず載せません。明らかにおかしいと思われる発言でもコメントしないという、あり方が目立ちます。評論や解説記事で批判やコメントはもちろんありますが、ある現場記事でのコメントがなさ過ぎるということです)

【マレー人支配権という単語を巡って】
華人与党の馬華公會の副総裁が、マレー人支配権・マレー人の優位性(kutuanan) についてやや否定的に述べた事に関して、一部のマレー界やマレーシア語紙が問題視しています。副総裁は言う、「一部の人たちが私の発言を捻じ曲げて、マレー人界に怒りを呼び起こしていることが残念です。マレースルタンの権利、マレー語の地位、ブミプトラの権利に私が疑問を呈したと、私を批判する人は発言全体をみてほしい。マレー人の権利を否定するようなことを言っていない、あくまでもBarisan Nasional(与党連合)内での権力分かち合いの意味合いの意味で言ったものです。」

この件で警察は副総裁を警察に呼んで40分ほど話を聞きました。
これとは別に、あるマレーシア語紙はマレー人大学教授の書いた、この副総裁の発言を批判する調子の記事を掲げています。その中でその教授は表を掲げて、マレー人界と華人界の現状を説明します。

(Intraasia注:マレー人のKutuanan ということに関しては、非常な敏感問題なので非マレー政党の政治家は直接批判的な公言はしません。マレー界はこのことで一歩も譲ることがないことは、マレーシア語紙の記事などから明確に読み取れます。)

【高層住居ビルのベランダに洗濯物を乾すな】
今週ナジブ副首相が、高層ビルの居住者がバルコニーで洗濯物を乾すことを禁じることにすると語りました。そういう行為は国と町のイメージを損ねると理由を述べました。この指針に対して、市民から反対が出ていることを新聞は伝えています。マレーシア語紙はその調べでは、新指針は新しいコンドミニアムやアパートにだけ向いているという声が多いと。古いビルには洗濯物を干す十分な場所がないことなどを理由にしています。

(Intraasia注:クアラルンプール圏では、他の大都市でもそうでしょうが、以前から高級なコンドミニアムはこの規則をその住民に押し付けていますね。くだらない規則だと私は常々思ってきました。それを今度は公的な指針にするとは。 我が非高層の中級アパートにそんな規則はありませんし、例え新指針が施行されても従うつもりなどありませんな)

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