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「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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6月2日の記事

【クアラルンプールのチャイナタウンで外国人労働者雇用禁止を施行開始】
クアラルンプールのチャイナタウン(ペタリン通り界隈)の露店・屋台業者、総数700人ほど、は外国人労働者を雇ったり、彼らに店の営業を代行させてはいけないという、クアラルンプール市庁の規則が6月1日から施行されました。初日の1日、市庁、Imigresen、民間防衛隊、警察などいくつかの公的機関の係官約100人が、ペタリン通り界隈をパトロールしました。市庁幹部は説明する、「市条例によって、免許を受けた露店・屋台業者だけが商売できます。さらにその営業場所を他人に貸し出すことは禁止されています。市長名による書面の許可なく、むやみに店番人を雇うことはできません。 外国人労働者が免許なく商売している、社会滞在パスで働いているとたくさんの苦情をこれまで受けてきた。」

この日の取り締まり活動を察して、数日間は店を開けない露店業者もある、または外国人労働者を一時的にマレーシア人に交代させた店もあるとの情報を、見回り活動の係官部隊は得ました。

この日の活動で26枚の警告書が違反業者に発行されました。「店番人・手伝い人は2人だけに限る、その顔写真が登録済であり、店に飾られていること。昼間の露店業者23箇所と夜間露店業者13箇所が依然として外国人労働者を使っていた。市条例で外国人労働者は雇用できません。」 と市長幹部。

(Intraasia注:100人もの混載部隊を毎日チャイナタウンに派遣することは不可能ですから、問題はこういう部隊が見回り活動から消えた時ですね。数日間だけの様子を見て判断すると大間違いという例はいくらでもあります。1ヵ月後2ヵ月後のチャイナタウンがどうなっているかに興味あります)

【クランタン州スルタンの息子と結婚したインドネシア人モデルの逃走劇】
インドネシアでよく知られたモデルで社交界の華だったというインドネシア人女性Manohara、17歳、はクランタン州スルタンの息子、31歳、と昨年結婚してコタバルに住んでいました。彼女は夫に虐待されているという話がインドネシアにいる母親からインドネシアマスコミにもたらされて、母親はしばしばテレビなどに出てこのことを訴えていたとのことで、しばらく前インドネシアのマスコミではこのことが多いに話題になっていました。

その彼女の話題が再度インドネシアのマスコミをにぎわせているとのことです。日曜日にシンガポールに心臓病で入院中のスルタンを見舞った、スルタン息子夫婦はシンガポールのホテルに泊まりました。そのインドネシア女性はホテルから逃げ出そうとした際スルタン王宮関係者に妨害されたけど、シンガポール当局が監視カメラでこれを見て逃げるのを助けたとのことです。また報道によれば、彼女は脱出にシンガポールの米国大使館の手助けを得たとのことで、ホテルの地上階で母親に会いました。インドネシアの新聞は、その後インドネシアのジャワ島の自宅に戻った2人の写真を掲げています。

このインドネシア女性の母親は、スルタンの息子を訴えるとしており、またマレーシア当局とインドネシア当局は虐待の事実を隠そうとしていたと非難しています。「娘は肉体的にいじめられていた。胸にひどいかみそり傷がいくつかあります。娘は既に離婚を申し立てています。」 と彼女は外国通信社に語りました。インドネシア人女性Manoharaはインドネシアに戻った際の記者会見で、母親が訴えていた件を、正しいと確認しました。この女性はシンガポール滞在時にこっそりとシンガポール警察に電話して、逃げるのを手助けしてくれと頼んだと、語っています。

マレーシアのムヒディン副首相は記者団に語る、「マレーシア政府はこの件に関わりたくない。これはどちらかといえば個人的なできごとです。」 クランタンスルタン一族からはなんの発言もありません。このインドネシア女性の弁護士は、虐待の訴えの証として、医師の検査を受けると、しています。

(Intraasia注:先月インドネシアのスラウエシにいたとき、インドネシアのテレビがこの件をかなり大きく且つ頻繁に報道していました。事前知識のなかった私はどうしてクランタン州の話題ばかり出てくるのかと不思議に思ったものです。マレーシアに戻って新聞を見たら、小さな扱いで載っていました。マレーシア語タブロイド紙は知りませんが、マレーシアの主要新聞はこの件を積極的に扱わなかった様子を感じました。今朝の朝刊の記事も、大部分は伝聞またはインドネシアからの引用記事であり、積極的な調子の記事ではありません。マレーシアにおいて、スルタン一族の内部事情はいわばタブーですから、マレーシアマスコミのこの件での報道調子はある意味では当然でしょう。しかしインドネシアマスコミは、他国のそんなタブーは気にする必要ないので、どんどん報道しているという図式ですね)

【悪名高い高利貸しグループを指名手配】
(返済の遅れた借金者を動物のようにチェーンでつない2ヶ月間も監禁していた件のように)高利貸し業者のあくどい行為がまたまた脚光あびたことを受けて、スランゴール州警察は、悪名高い高利貸しグループ K9 Enterprizeの経営陣4人を含めた6人を逮捕するために、指名手配用の顔写真をマスコミに提供しました。この指名手配に先立って、警察は24時間以内に自首するように公開で呼びかけていましたが、誰も出頭しませんでした。

州警察長官はグループ K9 Enterprizeについて語る、「非常に良く組織されたグループで、本部をあちらこちらにおいている、それぞれの構成員に役割を決めている。先に逮捕した2人の供述から証拠物などを押収しました。このグループは2006年以来活動しており、日の借金回収金はRM 4万ほどだ。」 「他にも監禁事件があるかもしれない。市民からの通報を期待します。」

警察庁長官は、「国境検問所にはすでに情報を流して、指名手配人の出国をチェックします。我々は彼らを逮捕しますので、行方を知るものからの通報をお願いします。」

市民からの様々な苦情や相談の手助けをしていることで、全国的且つ民族を横断して有名な、 馬華公会の一般サービスと苦情部によれば、高利貸しに悩む相談事を昨年1月からの通算した件数は870件になり、その80%の原因は常習賭け事が原因であるとのことです。苦情部の長は言う、「こうした賭け事常習者は被害者でなく不履行者です。彼らが債務返済できなくなることで家族が高利貸しから迷惑を受けるのです。賭け事常習者を被害者と呼ぶのを止めよう。家族が被害者なのです。」

【所得税未納者42000人が出国禁止処分になっている】
内国収入庁(税務庁)は所得税未納者を出国禁止扱いにしています。長官は語る、「まだ 42000人が出国禁止です。当初7万人をこの処分にしたが、未納金RM 500以下の者を除外したので、この数になりました。」

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