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Selamat Datang ke Malaysia !
「新聞の記事から」は日本人が興味を抱きそうなことだけを対象にしていません。幅広くマレーシアを姿を伝えるためにニュースを選びその解説を加えています。

(画像はM.I. さんの製作です)

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3月28日の記事

【トレンガヌ州州首相の任命問題はけりがついた】
政権の中枢であるUMNO は党最高幹部会議を開きました。この中で、トレンガヌ州の州首相任命問題も話しあわれ、最終的にトレンガヌ州スルタンの任命した州首相に同意することになりました。そこで会議終了後アブドゥラ首相兼UMNO総裁は、与党連合はスルタン任命の州首相を全面的に支持すると、発表しました。首相指名の候補ではなくて、スルタン側の任命者が州首相になったことで首相として面子を失ったのではないかとの質問に、アブドゥラ首相は、「面子を失うという問題ではない、もっと重要なことは事を解決すると言うことです。」 と答えました。 水曜日に首相が 「トレンガヌ州スルタンである国王と合ったことが、最良の解決策を見つけるためであった。」

(Intraasia注;スルタンの任命を受けたUMNO議員を処分するという話はどこかへいってしまい、その任命を支持するという結果になりましたね。ペルリス州についで2つの州で首相指名者が州首相に認められなかったという、事実は選挙で5州を失ったUMNO総裁の権力基盤の緩みを良く示すできごとでしょう)

【個人の所得税と確定申告の解説 -税コンサルタントの確定申告ガイド記事 その3-】
個人控除
個人控除が認められるのは税法上のマレーシア居住者だけです、そしてそれは総収入から差し引かれます。控除には次のようなものがあります(証明書類が必要):
重病: この定義には例えば免疫不全症候、パーキンソン病、ガン、腎臓病、白血病などがこの範囲に含まれます
健康診断費用:ここではマレーシア医学協会が定める徹底した健康診断を指します。
両親の医療費:確定申告者の親の医療費においてその申告者名で領収書が切られている場合、控除として申請するためにはその医療費を申告者が支払ったという医師の証明を得なければなりません。
継続教育費: この場合教育課程は、技術、職業的、科学技術、または手技術を習得する、または資格取得するための目的である必要があります。科学的技術とは、生物学、物理学、化学、情報技術、工学、医学の分野を言います。
書物の購入費:申告対象年において購入した、知識を高めるための書籍、雑誌、その他出版物を指します。この範囲には、教科書、定期発行物、コミックが含まれ、海外での購入も対象です。ただし新聞と禁書は対象外です。
パソコン購入費:ディスクトップ及びノートパソコンを指します。PDA機器は含まれません。
戻し税
課税額から戻し税が差し引かれます。戻し税額は:
本人の課税所得がRM 35000未満の場合 RM 350
夫婦合算の申告者で課税所得がRM 35000未満の場合、配偶者の戻し税額として RM 350
ザカートなどイスラム教に基づいて払うべきこととなっている出費に関してはその額そのまま
税法上の居住者の定義
ある個人は次の条件のどれかを満たせば居住者と見なされます:
申告対象の暦年において、マレーシアに滞在した期間が通算182日以上である者
申告対象の暦年において、マレーシアに滞在した期間が通算182日未満ではあるが、この滞在期間がその暦年に隣接する年に途切れることなくまたがっており、その期間が合わせて182日以上になる場合。 隣接する年とは、対象暦年の直前の年 または対象暦年の直後の年 のどちらかを指す。
その他細かい規定は省略します
所得税率
課税所得において、最初のRM2500は 税率 0(つまりRM 2500までなら所得税なし)、その次ぎのRM 2500は 税率 1%(つまり RM 5000の人は税金 RM25)、 その次のRM15000 は税率 3% (つまりRM2万の人は税金 RM 25 + 450= 475 )、こうして計算していきます、途中省略。 最後は RM25万の人で 税金 RM 54975 です、RM25万を超える所得は 一律28%の最高税率となります)

【州の基本法を見直す必要を説く司法担当大臣】

トレンガヌ州とペルリス州に典型的に発生している問題、首相が指名した人物と違う人物を州スルタンが州首相に任命したことに関して、アブドゥラ首相内閣の司法担当大臣は解説する、「ある程度の権力を持った君主がいる機構の中に我々は生きている。問題が起これば、解決しなければならないが、それは相談の上です。各州それぞれの基本法の中には、20世紀初頭にできたものさえある。それが問題を起こさせることもある。だから改正を考える必要がある。複雑なことも絡んでおり、それでも法は法である、存在する法として尊重しなければならない。」

(Intraasia注:まだ続行中の今回の問題を見ていると、マレー界の中から現在ようなありかたの君主制を強く支持する層が支持行動を示したり、PAS党がスルタン任命の州首相を支持する声明を出したりと、ことは簡単には進まないことがよくわかります)

【Rapid Penangバスは他社のバスから嫌われる 】
ペナンのRapid Penangバスは28日からKomtarに停車しないことになりました。「(誰かに雇われてRapid Penangバスの従業員を脅す)ならず者たちが、バス運転手の1人を刀で脅した。これでは運転手の安全が守れません。(当局の)対策が取られるまでKomtarに停車しません」 とRapid Penangバスの幹部。 Komtarでは他のバス会社がRapid Penangバスのレーンに侵入してくるとの事で時には停車までしてしまうとのことです。これまでに、脅されたなどで、Rapid Penangバス側はたくさんの警察報告を出してきました。

(Intraasia注:私には確認しようのないことですが、推測つきそうなできごとですね)

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