【マレーシア観光省は日本人旅行者数の2割減を見込んでいる】観光大臣が語るところに寄れば、観光省は日本人のマレーシア訪問数者数が20%ほど減ると見込んでいます。「日本人旅行者はマレーシアにとって重要な市場です。2010年にマレーシアを訪れた日本人旅行者数は41万5千人でした。その1人あたり平均支出額は RM 2751です。
これとは別にボルネオ島部への旅行をオープン化する方策を観光省が探っています。「サバ州観光当局とマレーシア航空の間で直接フライトを設ける話し合いがもたれています。コタバルとコタキナバル間のフライトを週2便飛ばすことに関してです。」
(Intraasia注:大震災のために日本国外へ出かける海外旅行者が全体的に減ったのだろうか?海外からの日本訪問者数が減ったというニュースは聞きましたけど)
【オーストラリアの子会社が建設中の希少金属処理工場に対する反対運動】(パハン州のクアンタン地方Gebeng に建設中の希少金属処理工場に対して、地元住民らから強い反対と抗議が続いており、しばしばニュースになっています。工場を運営するのはオーストラリア企業の子会社である Lynas Malaysia 会社です)
通産大臣が語ったところによれば、海外の専門家による安全性見直しが終わるまでは、この場を稼動させないことになります。「政府の任命する独立した委員会が工場の安全を終えるまで、Lynas社はオーストラリアから原料を輸入するための操業前免許を出しません。」
オーストラリアの Lynas Corporation は、工場が安全で健康被害を与えるものではないことを、委員会が確認してくれるだろうとしています。一方反対する地域のクアンタン住民らはこの建設プロジェクトが中止されることを期待しています。工場建設に反対する運動グループは言う、「我々の後世代のためにも工場建設は中止して欲しい。調査の結果はデータを付けて全て公表すべきです。
一方与党連合の馬華公會(MCA)のクアンタンの張は言う、「野党が(工場は危険という)噂を撒き散らしている。独立した委員会の決定は事実と法に基づくものになるでしょう。誰もがそれを受け入れて欲しい。」
マレーシアの原子力エネルギー免許授与審議会の長官は、委員会は国際原子力機構と連絡して、専門家の選出をしていることろだと明らかにし、「その委員会には国際的で専門家で独立しているという要件を備えた、5人から7人となるでしょう。」
Linas Malaysia社はマレーシア政府から2008年1月に、希少金属 酸化炭酸塩を処理する免許を条件付で得ています。
(Intraasia 注:この反対運動に福島原発の事故は心理的に多少ならずとも影響を与えたようです。投資を奨励したい政府・州政府側とたとえ安全だと言われようと環境や健康に被害を及ぼしかねない工場に反対する住民、という姿が浮かびますね)
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